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環境ニュース[国内]

パナホーム、兵庫のスマートシティーがAPECのアワード「スマートビル」で金賞を受賞

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2017.05.22 【情報源】企業/2017.05.17 発表

 パナホームが兵庫県芦屋市で開発中のスマートシティー(環境配慮型都市)「スマートシティ潮芦屋『そらしま』」が、APEC(アジア太平洋経済協力)の環境関連アワードとなる第3回「ESCIベスト・プラクティス・アワード」で、「スマートビルディング部門」の金賞を受賞した。同部門で日本初となる。省エネ性能の高さなどが評価された。

 ESCIはエネルギー・スマートコミュニティー・イニシアチブの略で、2010年のAPEC横浜会議で立ち上げたネットワークだ。参加国・地域が連携してプロジェクトを推進している。「スマートビルディング」「スマートグリッド」「ローカーボンモデルタウン」「スマートジョブ&コンシューマー」「スマートトランスポート」の5分野がある。

 スマートシティ潮芦屋「そらしま」はパナホームが2012年に開発を始めた。芦屋市の主導で整備した広大な埋立地に、2023年の完成を目標にして約500戸の住宅を建設する。現在は約200世帯・600人が暮らし、最終的には約1500人規模になる。パナホームの住宅性能とパナソニックの創エネ・蓄エネ・省エネ技術を融合して街づくりを行っている。

 再生可能エネルギーを活用した大規模な街づくりである点が認められた。約420戸の一戸建ては、省エネ性の高い建物と各住宅の太陽光発電、蓄電池でエネルギー効率を高める。全83戸のマンションは燃料電池を全戸に導入し、共用部に太陽光発電と大型蓄電池を備えることが評価された。アワードは5部門で10企業・団体が金・銀賞を受賞した。
【パナホーム株式会社】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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