一般財団法人環境イノベーション情報機構
第4回大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話の結果発表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2017.03.07 【情報源】環境省/2017.03.07 発表
環境省は、第4回大気汚染に関する日中韓三カ国政策対話を、2月23日(木)〜24日(金)に中国・杭州で開催し、最近の大気汚染に関する政策及び技術について、三カ国で情報共有・意見交換を行ったと発表した。中国や韓国からは、PM2.5対策の進展について報告があり、我が国からは、PM2.5の連続成分分析について、国内10カ所に測定機器を設置することを紹介するとともに、三カ国での実施を呼びかけ、各国における成分分析の結果を可能であれば次回の政策対話で報告することになった。
また、政策対話の下のワーキンググループにおける進捗も確認し、情報共有を進めることや技術的な意見交換を進めることで合意した。
今後、政策対話の会合間においても、各国の担当者が密に情報交換を行うことで意見が一致した。次回の政策対話は来年2月に韓国で開催することを確認した。
今回の政策対話の結果は、本年4月に開催予定の第19回日中韓三ヵ国環境大臣会合(TEMM19)において報告する予定。
環境省は、アジア地域における清浄な大気の共有に向け、本政策対話をはじめとする地域的取組を、今後とも推進していく。【環境省】