一般財団法人環境イノベーション情報機構
文部科学省、「木材を活用した学校施設づくり講習会」を開催
【環境学習 その他(環境学習)】 【掲載日】2016.09.30 【情報源】文部科学省/2016.09.29 発表
文部科学省は、木材活用に関する施策紹介や新たな建材(CLT等)の紹介、専門家による特別講演、地方公共団体の取組紹介、学校施設の視察等を通じて、地方公共団体や木材関連企業、設計者等による、木材を活用した学校施設づくりの取組を支援するための講習会を開催する。木材は、建築物の部材として、柔らかで温かみのある感触を与えたり、室内の湿度変化を緩和させ快適性を高めるなどの優れた性質があると言われており、学校施設への木材活用は、豊かな教育環境づくりを進める上で大きな効果が期待できる。しかし、木材の活用にあたっては、建築コスト、維持管理の手間、防火上の対策などへの懸念の声が聞かれ、地方公共団体としての木材利用推進体制の充実や地域材の供給・流通システムなども課題となっている。これらの課題を解決するためには、建築方法、木材の調達方法等の工夫や各事業に適した補助制度の活用が必要となってくる。この講習会では、このような課題を解決するための一助となる。
平成28年11月から12月にかけて、東京会場、鳥取会場、岩手会場で開催される。申込等詳細はプレスリリース参照。【文部科学省】