一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

国土交通省、京都メカニズムに関する相談窓口を設置

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2002.09.05 【情報源】国土交通省/2002.09.05 発表

 国土交通省は京都メカニズムに関する相談窓口を省内に設置した。
 京都メカニズムは、各国の削減目標を達成するために整備される、市場原理を活用した国際的な仕組み。「クリーン開発メカニズム(CDM)」、「共同実施(JI)」、「排出量取引」の3種類の制度が想定されている。
 「クリーン開発メカニズム」は先進国と途上国が共同で温室効果ガス排出削減プロジェクトを実施し、達成された温室効果ガス削減分の一部(認証排出削減量)を先進国が自国の削減量として充当することを認める制度。また「共同実施」は、先進国同士が共同で温暖化対策プロジェクトを行い、その事業によって削減された排出削減分を事業の投資国と実施国とで分け合うことができる制度。更に「排出量取引」は先進国同士が排出量を売買する制度だ。
 国土交通省は、地球温暖化対策推進本部が設置した「京都メカニズム活用連絡会」の構成省庁になっており、同省の所管業務に関連する分野のプロジェクト案件について、プロジェクトの開始から排出削減量の認証発行に至るまでの側面支援を行うとともに、京都メカニズムの事業として承認されるための手続きの実務を担当することになっている。
 なお国土交通省の京都メカニズム相談窓口では、主に「クリーン開発メカニズム」と「共同実施」についての相談受付・情報提供を行うことを想定しているが、京都メカニズムの一般的な事項についても対応を行っているので気軽に相談に対応してほしい、と呼びかけている。【国土交通省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク