秋田港発電所（仮称）建設計画に係る計画段階環境配慮書に対する環境大臣意見提出

【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2015.11.13 【情報源】環境省／2015.11.13 発表

　環境省は、13日、秋田県秋田市で計画されている「秋田港発電所（仮称）建設計画に係る計画段階環境配慮書」（丸紅株式会社及び株式会社関電エネルギーソリューション）に対する環境大臣意見を経済産業大臣に提出した。
　この事業は、丸紅株式会社及び株式会社関電エネルギーソリューションが秋田港埋立地において、石炭を燃料とする総出力約130万kWの火力発電所を新設するもの。
　この事業について環境省は、「日本の約束草案」及びエネルギーミックスの達成に支障を及ぼしかねない。このため、本事業の計画内容について、国の目標・計画との整合性を判断できず、現段階において是認することはできないため、早急に具体的な仕組みやルールづくり等が必要不可欠である-としている。

○事業概要
・名称　秋田港発電所（仮称）建設計画
・事業者　丸紅株式会社及び株式会社関電エネルギーソリューション
・計画位置　秋田県秋田市
・燃料　石炭
・発電方式　汽力
・出力　約130万kW（約65万kW×2基）

【環境省】