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環境ニュース[国内]

トヨタ自動車、「トヨタの森」の取り組みで「第3回みどりの社会貢献賞」受賞

環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2015.09.30 【情報源】企業/2015.09.25 発表

 トヨタ自動車は、環境学習施設「トヨタの森」(愛知県豊田市)の緑化に関する取り組みが評価されて「第3回みどりの社会貢献賞」を受賞した。トヨタの森では、里山をモデルにした森林整備と、小学生を対象にした環境教育を行っている。愛知県立大学(愛知県長久手市)で10月1日に開かれる全国都市緑化祭記念式典で表彰される。
 トヨタの森はトヨタの本社に近い市街地近郊の45haの社有林で、かつての日本の里山をモデルに、1992年に整備を始め、1997年から社会貢献活動の一環として、一般公開している。本来の地形や特色を生かして整備し、生き物の観察など自然に親しむエリアや、希少な動植物を保全するためのエリアなどを設けた。森の中は自由に散策できる。
 環境教育の場に主に活用され、地域の小学生向けに2001年から実施している自然ふれあい体験学習には、豊田市内を中心に年間7000人以上が参加している。このほか、森あそびイベントなどさまざまな用途で年間約1万2000人が訪れる。トヨタは受賞を弾みに、トヨタの森をはじめとした森づくりや環境学習を通じて環境保全を推進する。
 みどりの社会貢献賞は公益財団法人都市緑化機構が主催し、良好に管理され、市民への開放など地域貢献や生物多様性保全の環境活動で顕著な功績が認められる企業を表彰する。企業の主体的な都市緑化を目的に2013年度に創設され、今回で3回目となる。緑地の永続性、良好な管理、緑地の機能発揮の3つの審査基準に基づいて選定する。【トヨタ自動車(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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