一般財団法人環境イノベーション情報機構
「種の保存法施行令」改正へ 国内希少野生動植物種に5種を追加指定
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2002.08.01 【情報源】環境省/2002.08.01 発表
スイゲンゼニタナゴなど5種の動植物を新たに国内希少野生動植物種として指定する「種の保存法施行令」の改正が平成14年8月2日の閣議で決定される。この政令は、平成14年9月1日から施行される予定。なお今回新たに国内希少野生動植物種に指定されるのは、スイゲンゼニタナゴ(魚類)、イシガキニイニイ(昆虫類)の動物2種と、チョウセンキバナアツモリソウ、オキナワセッコク、クニガミトンボソウ−−の植物3種。
国内希少野生動植物種に指定されると、捕獲・採取・譲渡が原則として禁止される。なお環境省が実施する生息状況調査で生息情報が把握できた種のうち、国内希少野生動植物種の指定要件を満たす種については、順次指定が実施されており、今回の5種が追加されると62種になる予定だ。 【環境省】