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環境ニュース[国内]

NEC、米テキサス州立大と水保全など社会インフラ運用改善の研究を共同で実施

水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2014.11.10 【情報源】企業/2014.11.05 発表

 NECは、米国テキサス州立大学とともに、水の保全管理など社会インフラ運用を改善する研究・技術開発を共同で実施する。基本合意書を締結した。合意に基づいて将来計画を策定し、自然資源の持続可能な利用を実現するソリューションを開発する。同時に、水の保全に関する先端技術の実証実験を検討する。
 第1弾として、漏水監視の分野で地域の水需要に合わせて水資源を低コストで管理する最先端技術を開発する。NECは米国の複数都市で漏水監視システムの実証実験を行い、水道システムに高精度センサーを設置して水漏れのデータを集める。データを集約・分析した結果を基に水道事業会社に改善を提案する。
 NECは、技術革新を通じた社会課題の解決と持続可能な社会に向けた取り組みを進め、ICT(情報通信技術)を活用した社会ソリューション事業に注力して世界規模で推進している。テキサス州立大は自然資源管理のリーダーといい、NECは、同大と連携することでメリットと事業機会がもたらされると考えた。
 テキサス州立大の学長は「社会に多大な影響を与えるプロジェクトに関してNECと連携することを大変喜ばしく思う」としたうえで、「NECが、先進の技術を生かした自然資源管理ソリューションによって州全域にわたるエネルギーや水の保全・保護活動向上に貢献することを期待している」などとコメントした。【日本電気(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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