一般財団法人環境イノベーション情報機構
避難区域等における沢水モニタリング 平成26年7月−9月分の測定結果公表
【エネルギー 原子力】 【掲載日】2014.10.31 【情報源】環境省/2014.10.31 発表
環境省は、平成26年10月31日、福島県内の避難区域等のうち、要望のあった9市町村(飯舘村、大熊町、葛尾村、川内村、川俣町、田村市、浪江町、楢葉町、広野町)において住民が飲用する沢水の放射性物質モニタリング(平成26年7月〜9月)の測定結果について、とりまとめ公表した。今回の調査では、調査箇所のうち、平成26年7月〜9月に採取を行った約200検体を検査したところ、飯舘村2検体で放射性セシウムが検出(Cs-134:不検出、Cs-137:1.3〜1.4Bq/L)されたが、その他の地点、検体では不検出(検出下限値:1Bq/L)であった。
また、放射性セシウムの検出が見られた検体について、孔径1μmのガラス繊維ろ紙によりろ過し、再度測定した結果、放射性セシウムは不検出(検出下限値:1Bq/L)であった。
<参考>
・食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準(飲料水)
(平成24年3月15日厚生労働省告示第130号)
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L
・水道水中の放射性物質に係る目標値(水道施設の管理目標値)
(平成24年3月5日付け健水発0305第1号厚生労働省健康局水道課長通知)
放射性セシウム(Cs-134、Cs-137 合計):10Bq/L
【環境省】