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環境ニュース[国内]

首都圏で保全すべき自然環境として25地域・13河川を選出

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2002.07.15 【情報源】国土交通省/2002.07.12 発表

 首都圏の関係8都県市と国土交通省、農林水産省、環境省から構成される「自然環境の総点検に関する協議会」は平成14年7月12日に開催した会議の中で、首都圏で保全すべき自然環境として、25の地域と13河川を選出するとの中間報告をまとめた。
 今回選出されたのは、都心から約50キロメートル圏内の自然植生二次的自然、農地・林地、水域で、(1)生物多様性保全、(2)人と自然とのふれあい、(3)良好な景観、(4)都市の環境負荷調節、(5)防災機能−−の5つの観点による評価が高かった地域。残された自然環境は、市街地にくさびのように張り出す形で残存しており、このようなくさび状の自然環境を保全することが、首都圏の自然環境回復の上で重要だという。
 なお同協議会によると、「保全すべき自然環境」とは、単に現状維持を意図するものではなく、自然環境の改善、修復も視野に含めた概念。協議会では今後、具体的な保全施策の検討のほか、自然環境の保全・再生・創出のための総合的なデザインの検討などに取り組む予定だ。【国土交通省】

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