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環境ニュース[国内]

アサヒビール、高校生対象の環境教育「日本の環境を守る若武者育成塾」を開講

環境学習 カウンセラ/指導者】 【掲載日】2014.05.20 【情報源】企業/2014.05.15 発表

 アサヒビールは、環境問題に関心を持つ高校生を対象にした環境教育プログラム「日本の環境を守る若武者育成塾」を8月6〜9日に開講する。愛媛県西条市のアサヒビール四国工場と周辺で自然体験型のワークショップを行う合宿を実施する。環境をテーマにした論文を6月20日まで募り、選考によって参加する最大7グループを選ぶ。
 若武者育成塾は、自ら環境保全のために行動したいと考える高校生に、学びと実践の場を提供する。アサヒビールの環境活動の一環として2006年以降毎年企画し、今年9期目の開講だ。今回は、瀬戸内海沿岸のアマモ(海草)場での自然体験や、産業廃棄物不法投棄現場の視察を通じ、自然と人の暮らしの関わりや行動の大切さを体感する。
 さらに、アサヒビール四国工場の見学で廃棄物再資源化100%やCO2排出削減などの取り組みを学ぶ。合宿最終日に、自分たちが生活する地域の環境課題を改善するための活動プランをグループごとに作成し、地元に戻って実践する。10月下旬にブログでの中間発表会があり、12月20日にアサヒビール本社で最終発表会・表彰を行う。
 若武者育成塾はこれまでに56校・200人の高校生が参加して地元で行動した。後輩が引き継ぐことで地域とのつながりも生まれているという。アサヒビールは2010年3月に酒類業界で初めて「生物多様性宣言」を策定し、自然保全活動を推進している。主力商品の売り上げの一部で全国の環境保全を支援するプロジェクトも展開する。【アサヒビール(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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