滋賀県　台南市と環境産業で覚書　水質保全ノウハウで交流促す

【水･土壌環境 その他(水･土壌環境)】 【掲載日】2014.02.06 【情報源】地方自治体／2013.12.19 発表

　滋賀県と台湾・台南市は、環境保全分野をはじめとする経済・産業分野で交流を深める覚書を取り交わした。環境保全の意識が根付いている滋賀県の持つノウハウを、台南市で生かしてもらうのが狙い。
　県公館で昨年12月19日、滋賀県の西嶋栄治副知事と台南市の許和鈞副市長が覚書を取り交わした。
　県では昨年3月に水関連ビジネスの海外展開を目指す「しが水環境ビジネス推進フォーラム」を設立。水に関する商品を扱う企業や環境保全に取り組む企業が参加し、県はビジネスの仲介役を担う。
　同フォーラムは昨年5月から、台南市の企業との商談で、相互の現地視察を実施。視察の際には、それぞれの視察団が滋賀県庁や台南市政府を表敬訪問しており、今回の覚書に結びついた。台南市は工業化の進展に伴い、排水システムのノウハウを必要としている。
　覚書では、環境保全に関する産業分野で、企業や研究機関などの交流を促進することを約束。観光などの分野でも、可能な交流を進めるとした。　商工観光労働部商工政策課　TEL：077-528-3712　【滋賀県】