避難区域等における沢水モニタリング　平成25年9月−11月分の測定結果公表

【エネルギー 原子力】 【掲載日】2014.01.27 【情報源】環境省／2014.01.24 発表

　環境省は、平成26年1月24日、福島県内の避難区域等のうち、要望のあった9市町村（飯舘村、大熊町、葛尾村、川内村、川俣村、田村市、浪江町、楢葉町、広野町）において住民が飲用する沢水の放射性物質モニタリング（平成25年9月〜11月）の測定結果について、とりまとめ公表した。
　今回の調査では、調査箇所のうち、平成25年9月〜11月に採取を行った約1,200検体を検査したところ、飯舘村4検体、葛尾村10検体、川内村1検体で放射性セシウムが検出（Cs-134：不検出〜3.1Bq/L、Cs-137：1.1〜6.8Bq/L）されたが、その他の地点、検体では不検出（検出下限値：1Bq/L）であった。
　また、放射性セシウムの検出が見られた検体について、1µmガラス繊維ろ紙によりろ過し、再度測定した結果、全検体で放射性セシウムは不検出（検出下限値:1Bq/L）であった。

＜参考＞
　食品衛生法に基づく食品、添加物等の規格基準（飲料水）
　（平成24年3月15日厚生労働省告示第130号）
　放射性セシウム（Cs-134、Cs-137 合計）：10Bq/kg
　水道水中の放射性物質に係る目標値（水道施設の管理目標値）
　（平成24年3月5日付け健水発0305第1号厚生労働省健康局水道課長通知）
　放射性セシウム（Cs-134、Cs-137 合計）：10Bq/kg

【環境省】