一般財団法人環境イノベーション情報機構
農水省 平成24年度畜水産物中のダイオキシン類の実態調査の結果を公表
【健康・化学物質 ダイオキシン】 【掲載日】2013.12.05 【情報源】農林水産省/2013.12.05 発表
農林水産省は、平成25年12月5日、畜産物及び水産物中に含まれるダイオキシン類の平成24年度実態調査結果を公表した。畜産物5品目(牛乳、牛肉、豚肉、鶏肉及び鶏卵)を調査した結果について、過去3回(平成18年度、平成20年度、平成22年度)の結果を含め統計解析したところ、統計学的に有意な変化は認められなかった。また、水産物では、3品目を調査した結果について、過去の結果と比較したところ、スズキ及びベニズワイガニでは、統計学的に有意な変化は見られませんでした。ウナギ(養殖)では、前回(平成21年度)との間では変化は見られなかったが、前々回(平成19年度)より低くなった。
なお、厚生労働省が平成24年度に実施したダイオキシン類の食品からの一日摂取量調査も併せて公表された。それによると農畜水産物からのダイオキシン類摂取量は、耐容一日摂取量(4 pg-TEQ/kg体重/日)の6分の1程度であった。【農林水産省】