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環境ニュース[国内]

ミサワホーム、自社住宅オーナー組織が太陽光発電などで国内排出枠の認証を取得

環境一般 CSR】 【掲載日】2013.08.02 【情報源】企業/2013.07.31 発表

 ミサワホームが運営する自社住宅のオーナー組織「ECOになる家の会」は、国内排出枠の認証を7月9日付で取得した。会員の住宅に設置した太陽光発電システムや家庭用燃料電池などで削減したCO2排出量について認証を受けた。2012年度分の1502tとなり、認証分の全量をミサワホームがECOになる家の会から買い取り、収益を環境貢献活動に活用する。
 ECOになる家の会は、一般家庭の太陽光発電によるCO2排出削減効果を生かすための組織で、2009年に設立した。2010年に「国内クレジット制度」で初の事業承認を受け、プログラム型排出削減事業としても初めて認証を取得し、ミサワホームが排出削減量を取りまとめて排出枠にしてきた。2013年3月末時点で会員数は2512組あり、増加している。
 ECOになる家の会には、ミサワホームグループが太陽光発電システム、家庭用燃料電池、高効率給湯設備機器を設置した一戸建て住宅、賃貸住宅、リフォーム住宅のオーナーが任意で入会する。ミサワホーム内に設けた事務局が各家庭のCO2排出削減量を集計して「国内クレジット認証委員会」に申請し、排出枠の認証を受ける仕組みとなる。
 今回認められた1502tの排出枠を合わせ、累計で1954tが認証されたことになる。ECOになる家の会は、排出枠の全量をミサワホームに売却して環境に関わる社会貢献活動に充てる。国内クレジット制度は新たに始まった「J-クレジット制度」に替わったことから、ECOになる家の会も新しい制度への移行を予定し、引き続き取り組みを進める。【ミサワホーム(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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