一般財団法人環境イノベーション情報機構
「子どもの水辺」再発見プロジェクトの活動内容を改訂 NPOが中心になった活動が可能に
【環境学習 こどもの環境学習】 【掲載日】2002.05.30 【情報源】環境省/2002.05.30 発表
文部科学省、国土交通省、環境省の3省は、平成11年度から連携して「子どもの水辺」再発見プロジェクトを推進してきたが、平成14年度から学校週5日制や小中学校の「総合的な学習の時間」が本格実施されたことなどに伴い、プロジェクトの内容を改定し新展開を図ることにした。「子どもの水辺」再発見プロジェクトは、水辺での子どもたちの体験活動を拡大していくことをめざしており、子どもの体験活動の場にふさわしい「子どもの水辺」の選定・登録や登録された場所での体験活動の支援・実施を行っている。
今回改訂され、活動に追加されたのは、(1)NPOが中心となった活動の実施、(2)(財)河川環境管理財団内に「子どもの水辺サポートセンター」を設置し、活動に必要な資機材の貸出、活動をコーディネートできるNPOの紹介事業を行うこと--の2点。
このプロジェクトでは、これまで都道府県教育委員会や河川管理者が活動の実施場所を定め、NPOはその場所で協議会の一員として活動するという方式をとっていたが、新方式ではNPO自身が中心となり、協議会の運営や活動場所の決定を行うことができるようになった。【環境省】