一般財団法人環境イノベーション情報機構
東京湾水質一斉調査 平成24年度の結果を公表
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2013.04.01 【情報源】環境省/2013.03.29 発表
平成25年3月29日、国・九都県市等により実施された平成24年度の東京湾の水質一斉調査の調査結果が発表された。「東京湾水質一斉調査」は、国・自治体・研究機関などの連携をはかり、海域及び河川の水質等を一斉に調査するもので、平成20年度から実施している。臨海部及び関連流域に立地する企業や市民団体なども参加するなど、多様な主体が連携、協働して調査や環境教育・環境活動を実施している。
今年度水質等の環境調査には、118機関が参加、海域の溶存酸素量(DO)、水温、塩分、河川等の化学的酸素要求量(COD)、水温、流量等の調査を行った。
調査の結果、今年も水に溶けている酸素の少ない水(貧酸素水塊)が認められた。例年と比較するとやや南寄りに分布していたが、調査基準日前に吹いていた南西風が影響したためとみている。【環境省】