一般財団法人環境イノベーション情報機構
有明海の二枚貝垂下養殖技術等 実証試験開始へ
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2013.02.19 【情報源】水産庁/2013.02.19 発表
水産庁は、平成25年2月19日、福岡県、佐賀県、長崎県及び熊本県の海域特性に応じて、二枚貝垂下養殖技術を活用するなどして、有明海の二枚貝(アサリ、タイラギ)資源の生産回復に取り組んでいくことを明らかにした。今回の取り組みは、独立行政法人 水産総合研究センターが開発した、垂下式養殖技術※とアサリ天然種苗採捕技術を活用して行う。今後、国及び関係県が実施時期や海域についてさらに詳細を検討するとしている。
※垂下式養殖は、底層の貧酸素の回避、餌生物の多い水深の選択のため、本来、海底または岩上に生息する貝類について、その稚貝を筏や延縄から装置または容器により海中に吊りさげ育成する技術。既にカキ、ホタテ、真珠等で実施している。
【水産庁】