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環境ニュース[国内]

コニカミノルタ、グループの温室効果ガス削減実績が東京都の都外排出枠算定に認定

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2013.02.08 【情報源】環境省/2013.02.08 発表

 コニカミノルタグループで複合機・デジタル印刷機の現像剤や感光体を生産するコニカミノルタサプライズ(BSJ)の本社工場(甲府市)=BSJ甲府=が各種の省エネ施策で達成した特定温室効果ガス削減実績が、東京都の都外排出枠算定方法等に認定された。都のガイドラインで算出した結果、年間1250tの排出枠が創出できると見込んでいる。
 都外排出枠は東京都の独自の排出量取引制度で、都外の工場などのCO2排出削減量を都内の事業所の削減義務に充てられる仕組み。都内の事業所は、2008年7月改正の環境確保条例で導入された「温室効果ガス排出総量削減義務と排出量取引制度」によって2010年4月から削減義務が課せられている。BSJ甲府は都に申請して認定通知を受けた。
 BSJ甲府は、2008年に冷凍機を統合して効率化することで電力を削減し、2009年には蒸気配管の放熱対策を見直して無駄やロスを排除するなど、高効率・省エネ型設備を積極的に採用。併せて、工場のさまざまな場所で省エネを推進している。生産拠点の環境活動を評価するグループの「グリーンファクトリー制度」で最初に第1段階に達した。
 BSJ甲府の2004年度から3年間のCO2排出量と2010年度の排出量実績値から算出して年間1250tの排出枠が創出でき、排出量取引が可能になる2015年4月以降では5年分の予定量として6250tを想定する。排出枠は、東京都内の主要拠点、コニカミノルタ東京サイト日野(日野市)と東京サイト八王子(八王子市)のCO2排出量削減施策に織り込む。【コニカミノルタホールディングス(株)】

提供:日経BP環境経営フォーラム(EMF)

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