都市計画道路甲府外郭環状道路東区間の環境影響評価書に　環境大臣意見を提出

【環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2012.11.30 【情報源】環境省／2012.11.30 発表

　環境省は、都市計画道路甲府外郭環状道路東区間の環境影響評価書に対して、環境大臣意見を平成24年11月29日付けで国土交通省等に提出した。
　今回の環境大臣意見では、対象事業実施区域及びその周辺の南部は、水田や果樹園が広がり、北部は、住宅地等の都市化が進んだ地域となっており、地域の生態系を特徴づける動物が確認されている。このようなことから、シマヘビ等の移動経路を確保するため、ボックスカルバート等の設置による環境保全措置を行うこととされているが、その具体的な内容について、これまでの調査結果や専門家等の意見を踏まえて十分に検討し、適切に措置を実施するよう求めている。
　温室効果ガスについては、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律に基づく特定調達品目等の使用等に努めること。また、地域特性等を踏まえ、温室効果ガスの排出量削減に留意しつつ、効率的な施工計画を策定するよう努めること。照明等施設の省エネ化等を進め、供用時においてもできる限りの温室効果ガスの排出量削減に努めるよう求めいている。【環境省】