一般財団法人環境イノベーション情報機構
水生生物の保全に係る水質環境基準の項目に直鎖アルキルベンゼンスルホン酸追加へ 意見募集開始
【水・土壌環境 水質汚濁】 【掲載日】2012.10.16 【情報源】環境省/2012.10.16 発表
環境省は、中央環境審議会水環境部会水生生物保全環境基準専門委員会が取りまとめた「水生生物の保全に係る水質環境基準の項目追加等について」(第2次報告案)について平成24年1月15日まで意見の募集を行う。今回水質環境基準の項目に追加するのは、新たな毒性情報が明らかとなった直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩、4-t-オクチルフェノール、アニリン及び2,4-ジクロロフェノールの4物質。
今回この4物質に設定した水質目標値は、以下のとおり。
○直鎖アルキルベンゼンスルホン酸及びその塩
淡水域(河川・湖沼) 20〜50μg/ℓ(4類型)
海域 6〜10μg/ℓ(2類型)
○4-t-オクチルフェノール
淡水域(河川・湖沼) 0.7〜4μg/ℓ(4類型)
海域 0.4〜0.9μg/ℓ(2類型)
○アニリン
淡水域(河川・湖沼) 20μg/ℓ(4類型)
海域 100μg/ℓ(2類型)
○2,4-ジクロロフェノール
淡水域(河川・湖沼) 3〜30μg/ℓ(4類型)
海域 10〜20μg/ℓ(2類型)
意見の提出方法等詳細に関しては、プレスリリースの添付資料を参照のこと。【環境省】