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環境ニュース[国内]

東芝、2015年度までの「環境アクションプラン」策定、環境調和型製品の売上高拡大

環境一般 CSR】 【掲載日】2012.06.07 【情報源】企業/2012.06.05 発表

 東芝は、2015年度までの環境活動の目標値を策定した「東芝グループ第5次環境アクションプラン」を策定した。2011年度と比べた売上高で2015年度には、業界トップの環境性能を持つ環境調和型製品の売上高を6倍に拡大するとともに、エネルギー供給製品の売り上げを1.5倍にする。活動項目として、事業所を基点にした生物多様性の保全、環境教育・人材育成などを新たに加えた。

 第5次環境アクションプランは、2050年のあるべき姿を描いたグループの「環境ビジョン2050」に基づく2012〜2015年度の具体的な環境活動の目標。2005年度から展開してきた第4次環境アクションプランに続いて実施する。第4次は当初、2012年度までの予定だったが、一定の役割を果たしたと判断し、環境で業界をリードする地位を確立するためには新たな施策が必要になる、と考えて定めた。

 デジタル製品、電子機器、社会インフラ、家庭電器で主要環境性能がトップと東芝が認定する環境調和型製品に力を入れ、技術開発を加速させると同時に、省エネ性能をアピールして販売促進を図る。2011年度に2962億円だった売上高を、2015年度には1兆8000億円に大幅に引き上げ、製品のCO2排出抑制量を1500万tにする。エネルギー供給製品は1兆9000億円に伸ばし、CO2排出を4億9000万t抑える。

 新しく活動項目に設定した生物多様性保全では、事業所を基点に地域連携による生態系ネットワークの構築を進め、改善への転換とビオトープ(生物の生息空間)による希少生物の呼び込みなどを目標にした。環境教育・人材育成は、「ecoスタイルリーダー」と呼ぶ環境関連の資格保有者、検定合格者らを2000人に増やし、環境活動への積極参加を促して意識を高める。【(株)東芝】

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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