第6回世界水フォーラム　開催

【水･土壌環境 その他(水･土壌環境)】 【掲載日】2012.03.22 【情報源】環境省／2012.03.22 発表

　環境省は、平成24年3月12日〜17日にフランスのマルセイユにおいて開催された第6回世界水フォーラムにおいて同省が参加した「水と気候変動適応に関する高級円卓会議」及び（財）地球環境戦略研究機関と共催したサイドイベント「持続可能な未来に向けた水環境パートナーシップ」の結果を公表した。
　公表によると、高級円卓会議では、今後気候変動適応策を主流化させるため、各国関係省庁間や国際、地域レベルにおける水に関するガバナンスの改善が重要であること。気候変動に適応するためには水管理の改善が重要であり、民間セクターをそのような取組に参画させるための適切な枠組みを構築する政策が必要であること。気候変動が水資源に与える影響は多大かつ多様であり、その影響予測に不確実性を伴わざるを得ないが、それを理由に水関連セクターに関する適応策への投資を怠ってはならないこと、などの意見が出された。
　また、サイドイベント「持続可能な未来に向けた水環境パートナーシップ」においては、「アジア水環境パートナーシップ（WEPA）」参加各国の水環境及びその管理に関する最新の基礎情報や、共通する優先課題「生活排水対策」、「気候変動と水環境」に関する情報をまとめた「WEPA水環境管理アウトルック」を発表した。【環境省】