一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

「平成24年度アジア水環境改善モデル事業(現地実証試験)」対象事業選定

水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2012.03.22 【情報源】環境省/2012.03.22 発表

 環境省は、「アジア水環境改善モデル事業」において平成24年度に実施する「現地実証試験」の対象事業を選定し、公表した。
 この事業は、日本企業による、水質汚濁が深刻化しているアジア諸国の水環境改善に関して具体的な海外展開の計画のある事業について、実現可能性調査や現地実証試験の実施等の支援を行うことを通じ、アジア諸国の水環境の改善を図るとともに、モデル事業を通じて把握した事業化に当たっての課題等を基に、水環境改善ビジネスの海外展開促進のための今後の施策の在り方等を検討するもの。
 平成23年度に実施したFS調査5件のうち、対象となった事業は、[1]マレーシア国における養豚場廃水のゼロエミッション化水処理システム(主提案者;株式会社アクア)、[2]インドネシア国ジャカルタ特別州近郊での浄化槽面整備による水質改善事業(主提案者:株式会社クボタ)−−の2件。
 この内、マレーシアにおけるモデル事業では、養豚場で発生する糞尿廃水をクロレラ等微細藻類連続培養装置(MACシステム)で処理したうえで、処理水を豚舎の洗浄、堆肥の水分調整、水耕栽培に再利用することによりゼロエミッション化し、地域周辺の水質を改善するとともに、水道原水の安全性向上を図ることを目指しており、平成24年度は、200頭規模の豚舎に上記排水処理設備を導入し、水質改善効果や事業展開可能性を更に精査する予定。【環境省】

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース

関連情報

関連リンク