一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成22年度有害大気汚染物質測定調査結果 公表
【大気環境 大気汚染】 【掲載日】2012.02.24 【情報源】環境省/2012.02.24 発表
環境省は、平成22年度に地方公共団体が実施した有害大気汚染物質の大気環境モニタリング調査結果を環境省の調査結果と併せて取りまとめ、公表した。調査対象の21物質中、環境基準が設定されているベンゼン、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタンの4物質について測定値と基準値を比較した結果では、ベンゼン(環境基準値1立方メートルあたり3μg、前年度1地点で超過)、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン(環境基準値はともに1立方メートルあたり200μg)、ジクロロメタン(環境基準値1立方メートルあたり150μg、)の4物質すべての測定地点で環境基準値を下回っていた。4物質の継続測定地点での濃度の年平均値は、平成10年度以降、いずれも改善傾向にある。【環境省】