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環境ニュース[国内]

東京都 中小規模事業所の温室効果ガス排出量の集計結果を公表

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2011.03.07 【情報源】地方自治体/2011.01.20 発表

 2010年4月から中小規模事業所を対象とした「地球温暖化対策報告書制度」を実施している東京都は、初年度の報告書の提出状況(暫定値)を集計し、公表した。報告書を提出したのは約3万事業所で、二酸化炭素(CO2)排出量は約500万t。これは「総量削減義務と排出量取引制度」の対象となる大規模事業所の基準排出量(約1200万t)と合わせると、都内の産業・業務部門の温室効果ガス排出量の約6割に相当する。
 受付を開始した初年度にもかかわらず、義務提出者の4倍以上の義業者が任意で報告書を提出した。都は提出された報告書の内容をホームページ上で個々の事業所ごとに公表している。都では今後さらに制度の認知度の向上を図り、中小規模事業所の地球温暖化対策の取り組みを一層推進する。
 地球温暖化対策報告書制度は、都内の中小規模事業所が前年度のエネルギー使用量や地球温暖化対策の実施状況を都に報告し、都が内容を公表する制度。同一事業者が都内に設置する複数の事業所などについて、原油換算エネルギー使用量を合算して年間3000kℓ以上になる場合、報告書の提出義務がある。 環境局都市地球環境部計画調整課 TEL:03-5388-3443 【東京都】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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