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環境ニュース[国内]

三菱地所、日本駐車場開発と共同で新丸ビルに自転車通勤者向け施設を開設

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2011.02.22 【情報源】企業/2011.02.09 発表

 三菱地所は、日本駐車場開発と共同で東京駅前の新丸の内ビルディング内に、自転車通勤者向けの施設を4月1日に開設する。環境意識の高まりから、通勤に自転車を利用する層が増えていることに対応したもの。併せて近くの皇居周辺を走るランナーも対象にする。駐輪場を併設したランナー用施設は丸の内地区で初めてとなる。

 東京駅前一帯の丸の内地区は、日本を代表するビジネスエリアで、現在23万人が働いている。環境に配慮する考えからCO2排出のない乗り物として自転車の人気が高まり、通勤手段に自転車を推奨する企業もあることから、自転車通勤者が増えている。また、健康志向から皇居ランナーも増加。両者の利便性を図る施設を設けることにした。

 施設は「MARUNOUCHI Bike&Run(マルノウチ バイク&ラン)」と名付け、新丸の内ビルの地下1階に設置する。267.76m2の面積がある。自転車通勤者向けに71台の駐輪スペースを用意し、メンテナンスやチューンアップの専用ピットも作る。男女各5つのシャワーと、男性ロッカー88個、女性ロッカー66個、計144個の契約ロッカーを備える。

 駐輪場は1カ月あたり1台1万7000円。新丸の内ビル地下は東京駅と直結しているため、丸の内地区の就業者だけでなく、東京駅まで電車を使い、駐輪場で自転車に乗り換えて会社に向かう、という利用もできる。自転車関連のイベントやセミナーの開催も予定し、環境に負荷をかけない自転車の普及につなげていく。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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