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環境ニュース[国内]

住友商事、リサイクル事業会社がICカードにポイントがたまる回収ステーション設置

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.11.25 【情報源】企業/2010.11.19 発表

 住友商事の飲料容器回収・リサイクル事業会社、トムラ・ジャパン(東京都大田区)は、東京・町田市のスーパー「フードワン森野店」にペットボトル古紙リサイクルステーションを設置した。店舗で利用できるオリジナルポイントが発行され、JR東日本のSuica(スイカ)、首都圏の私鉄・バスのPASMO(パスモ)といった交通系ICカードや、オリジナルのポイントカードにためることができる。

 店頭に置いたリサイクルステーションにペットボトル古紙を投入すると、ペットボトルは1本当たり5ポイント、古紙は1kg当たり10ポイントを発行する。累計ポイントが1000ポイントになると、同店で使用できる100円の買い物券が発行される。これまで古紙単独や飲料容器の回収でポイントがたまるシステムはあったが、古紙と飲料容器のセット回収で交通系ICカードが使える仕組みは日本初の試みという。

 利用者にとっては、自治体で回収日が決められていることで毎日家庭にたまってしまう古紙ペットボトルを、好きな時に処分できる利便性があり、交通系ICカードにもポイントがためられるシステムが好評だという。東京・神奈川を中心にフードワンを展開する三和(本部・東京都町田市)は、効果があると判断した場合に20店舗を目標に設置店舗を拡大する。

 トムラ・ジャパンは、住友商事とノルウェーの飲料容器自動回収機大手、トムラが50%ずつ出資し、飲料容器回収とリサイクル事業を展開するため2008年に設立した。トムラ・ジャパンは、フードワン森野店への導入を機に、今後自治体とも協力しながら、他のスーパーへの展開を目指していく。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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