一般財団法人環境イノベーション情報機構
循環型社会構築に向け廃掃法見直しも検討 産構審の循環ビジネスワーキンググループ
【エコビジネス その他(エコビジネス)】 【掲載日】2002.03.11 【情報源】経済産業省/2002.03.11 発表
産業構造審議会環境部会の廃棄物・リサイクル小委員会では、「循環ビジネス」が起業され発展していくための施策を検討する「循環ビジネスワーキンググループ(座長:永田勝也・早稲田大学理工学部教授)」を同小委員会の下に設置し、平成14年3月11日に第1回検討会を開催した。この検討会では環境ビジネスを、全産業の中でも今後ビジネスチャンスの拡大が期待される「戦略分野」と位置づけ、「産業の環境化(従来産業の中での環境対策の進展)」・「環境の産業化(新たなリサイクル市場の創出など、環境保全自体がビジネスとなる経済構造の構築)」の2種類の環境ビジネスの振興、動静脈産業が一体化した新たなビジネスモデルの検討などを行う予定。
なお、「環境の産業化」分野の振興策検討にあたっては、「廃棄物の再生資源としての利用」を基本とする社会の構築に向けて、現行の廃棄物処理法や建築基準法見直しなども行っていく。【経済産業省】