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環境ニュース[国内]

山武、三菱UFJリースなどが電気自動車によるCO2削減で排出枠を創出

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.11.04 【情報源】企業/2010.09.29 発表

 山武、三菱UFJリース、三菱オートリースが共同で運営する電気自動車(EV)を利用したCO2削減クレジット創出事業が、国内クレジット認証委員会で経済産業省から事業承認を受けた。EVのリース顧客を集めてコミュニティーを組織し、排出枠を創出する。国内クレジット制度を活用したEVによるプロジェクトの事業承認は、初めてという。

 3社の削減創出事業は、EVリースを利用する顧客が任意参加するコミュニティーを設立し、EVの使用で削減されるCO2排出量を三菱オートリースが集計、管理して取りまとめ、国内クレジット認証委員会の認証を受ける。認証申請は、国内クレジット制度に関するノウハウを持つ山武と連携する。認証された排出枠は三菱UFJリースが買い取り、排出枠関連サービスを提供する。

 事業を始めるに当たり、事業計画書を8月の第14回国内クレジット認証委員会に提出し、10月の第15回国内クレジット認証委員会で事業承認された。承認を受けて、三菱オートリースがEVコミュニティーの会員の入会受け付けを開始し、入会を希望する企業の資格確認を山武と実施する。第1回の入会企業の確定は11月上旬を予定している。

 EVに装備されている情報提供サービス機器でデータを収集。データを基に各EVのCO2削減量を算出し、指定機関の審査の後、2010年度内をめどにクレジット認証を申請する。三菱UFJリースは買い取った排出枠代金をEVコミュニティーに支払い、EVコミュニティーはEV普及活動や環境貢献事業にあてる。EV利用企業をコミュニティーとしてまとめることで、EVによるCO2削減を国内クレジット事業として提案できた。

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