一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

セイコーインスツル、独自基準の「SIIグリーン商品」が累計1000点に

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.10.17 【情報源】企業/2010.10.15 発表

 セイコーインスツルは、独自の基準に基づく環境配慮型製品「SIIグリーン商品」が累計1000点に達した。現在商品化されている製品の中で最もエネルギー消費効率に優れる機器以上の性能にするトップランナー方式を評価基準に取り入れていることが特長になっている。2年に1度見直しを行って改訂し、先進性を保っている。ソーラー充電器が1000商品目となった。

 SIIグリーン商品は、環境に配慮した製品を広く認知するために導入した。SIIグリーン商品ラベル制度は、企業が自ら環境配慮を宣言する環境ラベル、ISO14021タイプ2に当たり、2001年12月に始めた。第1号商品として2002年3月に「PHSデータ通信カードMC-P300」など4製品を認定した。その後、産業用製品・部品、OEM製品も含めて同社の全製品を対象に取り組みを進めた。今回、「携帯電話用のソーラー充電器」を1000商品目に認定した。

 認定は、同社が独自に定めた5段階の環境配慮基準に基づいて実施する。トップランナー方式を採用し、トップランナーの水準にある製品の評価基準を5点にしている。トップランナー方式は1999年4月施行の省エネ法の考え方で、自動車、エアコン、テレビ、冷蔵庫、ガス・石油機器など特定機器の省エネ基準を最も優れた機器の性能以上にする。同社は、業界のトップレベルを常にチェックしながら基準を改訂している。

 同社はこれまで展開してきた製品の環境性能向上に加え、今後は同社の製品を組み込むことによって顧客製品の環境性能を向上させたり、環境の保全に貢献する製品作りを推進する指針を掲げている。こうした製品を「グリーンプロダクツplus(プラス)」と名付け、開発を積極的に進める。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース