一般財団法人環境イノベーション情報機構

ヘルプ

サイトマップ

メールマガジン配信中

環境ニュース[国内]

イオン、海のエコラベル商品の取り扱い拡大

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.10.05 【情報源】企業/2010.10.01 発表

 イオンは、プライベートブランドの「トップバリュ」で取り扱う「海のエコラベル」付き商品を国内事業者最多の11品目22種類に増やす。10月20日から全国の店舗で順次発売する。店内で加工できる店舗も拡大する。名古屋市で10月に開かれる「生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)」を生物多様性保全に向けた取り組みを強化する。

 海のエコラベルは、適切に管理された持続可能な漁業で漁獲された水産物だけに付けられるラベル。水産資源の保護を目的にした国際的なNPO「海洋管理協議会(MSC)」の認証制度で認められた商品(MSC認証商品)を指す。イオンはこれまでトップバリュで販売してきた7品目17種類に「油カレイみりん」「サバ西京漬」など4品目を追加し、品ぞろえを拡充。グループの総合スーパー、食品スーパーなど約1200店舗で販売する。

 イオングループのイオンリテールは、MSC認証漁業で捕られた魚を店内で加工して海のエコラベル付き商品として販売できる「MSC-CoC認証」を日本の小売業で初めて2006年に取得。今回、グループのイオン北海道、イオン九州、マイカルもMSC-CoC認証を受け、店内加工した海のエコラベル付き商品の販売が可能になった。MSC-CoC認証は、MSC認証製品を確実に非認証製品と分けられる事業者に付与される認証。加工、卸売業者、レストラン、小売店が対象である。

 「国際生物多様性デー」の5月22日からイオンは、北海道から沖縄まで23都道府県・27カ所の海辺や川辺、湿地、里山など生物の生息地を顧客や自治体、従業員で清掃する「イオン Happy クリーンキャンペーン」を展開してきた。9月までの19カ所で参加者は7300人に達した。10月には8カ所で開催し、最終日となる10月22日の神奈川・相模川河川敷までには1万人近くの参加者を見込む。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

情報提供のお願い(企業・自治体の方へ)

記事に含まれる環境用語

プレスリリース