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環境ニュース[国内]

京都府 08年度の温室効果ガス排出量、90年度比13.5%減少

地球環境 地球温暖化】 【掲載日】2010.10.01 【情報源】地方自治体/2010.07.22 発表

 京都府は7月22日、2008年度の二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガス排出量(速報値)を発表した。総排出量は1278万tで前年度比13.7%減、1990年度比13.5%減と大幅に削減した。現時点では、京都府地球温暖化対策条例の目標である10年度10%削減を達成しているという。
 その要因について府は、08年秋のリーマン・ショックを端緒とした金融危機に伴う景気低迷の影響で企業の生産活動が低下したことや、運輸部門でも景気低迷、原油価格の高騰によりガソリンなどの消費量が減ったことなどが考えられるとしている。
 府は今後の対策として、京都版CO2排出量取引制度の創設と、中小企業の省エネ対策や森林整備の促進▽家庭部門における省エネ行動や省エネリフォームなどを促進するエコポイント制度の充実と、省エネ住宅の整備の促進▽運輸部門における電気自動車、プラグインハイブリッド車などの普及促進や公共交通機関の利用促進―などに取り組んでいくとしている。 文化環境部地球温暖化対策課 TEL:075-414-4701 【京都府】

提供:月刊ビジネスアイ エネコ(日本工業新聞社)

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