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環境ニュース[国内]

パナソニック、充電式電池「エボルタ」で東海道走破に挑戦

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.09.15 【情報源】企業/2010.09.10 発表

 パナソニックは、10月1日に発売する単3形「充電式EVOLTA(エボルタ)」を動力源にしたオリジナルロボットによる長持ち実証実験「エボルタ ワールドチャレンジ」を9月23日から始める。東京都中央区の日本橋から、京都市の三条大橋までの東海道約500kmの走破に挑む。エボルタ ワールドチャレンジの第3弾となる。

 今回の実験は、単3形乾電池2本を搭載した小型ロボットが米国グランドキャニオンの断崖絶壁を頂上まで登った2008年5月の耐久テストが第1弾。第2弾は2009年8月にフランスのル・マンサーキットで、2本の単3形乾電池を使って小さな車両型ロボットを走行させた。今回の第3弾は充電式の単3形を使って、充電を繰り返しながら旧東海道の道のりをたどる。

 ロボットは、長さ約40cm、幅約15cm、高さ約20cm。重さは約1kg。素材はプラスチック、カーボン、チタン。大八車を引いて街道を歩く旅人をイメージしてデザインした。過去2回と異なり、段差や側溝、急な坂道などがある公道を走行。ルートには箱根や鈴鹿峠などの難所もあり、スピードとパワーが求められる。

 道中の小学校や、名古屋市で10月開催のCOP10(生物多様性条約第10回締約国会議)の会場で電池教室を開催するほか、特設ウェブサイトやインターネット中継などで盛り上げる。実験で動力源にする単3形の充電式エボルタは、繰り返し使る回数を従来の1200回から業界トップの1600回に伸ばしたことが特長。実験を通して充電式エボルタの認知度向上を狙う。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)

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