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環境ニュース[国内]

イオン、レジ袋売上金で「国内クレジット」1万5000t購入

環境一般 CSR】 【掲載日】2010.08.23 【情報源】企業/2010.08.12 発表

 イオンは、レジ袋の有料化に伴って顧客が支払ったレジ袋代金の売上金を使って、約1万5000tの国内クレジット制度の排出枠を購入した。1つの企業としては国内でも最大規模になるという。

 購入した国内クレジットは、重油・灯油など石油系燃料を木質バイオマスに転換する国内の事業が対象で、森林保全に寄与するケースに限定した。約3000世帯の年間CO2排出量に相当する1万4860tの排出枠を取得した。

 イオンは、全国展開するチェーンストアとして初めて2007年にレジ袋の有料化を始め、2010年7月時点でグループ20社・739店舗に拡大している。レジ袋を販売した収益は、温室効果ガスの削減事業から生じる排出枠の購入と、店舗近隣で環境活動を展開する行政や団体への寄付に半額ずつ利用している。

 イオンは海外の削減事業での排出枠を購入して、政府に無償で譲渡してきた。2008年度は6653t、2009年度は1万250tを海外事業から購入している。2010年度は海外の排出枠を2万1437t購入したのに加えて、顧客が身近に感じられる国内の削減事業による排出枠を購入することにした。イオンは今後も国内クレジット制度の活用を進めるとしている。

提供:ECO JAPAN(日経BP社)




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