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環境ニュース[国内]

シンポジウム「里山・里地・里海の価値とその管理:新たなコモンズ論の展開に向けて」 開催

自然環境 身近な自然の保全】 【掲載日】2010.06.29 【情報源】環境省/2010.06.28 発表

環境省は、平成22年7月9日に東京・渋谷区の国連大学本部5階エリザベスローズ会議場において国連大学高等研究所、(独)国立環境研究所、横浜国立大学、東京大学、人間文化研究機構総合地球環境学研究所の主催により、シンポジウム「里山・里地・里海の価値とその管理:新たなコモンズ論の展開に向けて」を開催すると発表。
本シンポジウムは、環境省環境研究総合推進費※1による研究プロジェクトE-0902「里山・里地・里海生態系サービスの評価と新たなコモンズによる自然共生社会の再構築」※2の中間成果を報告し、今後の里山・里地・里海の持続可能な利用および管理のためのしくみとしての新たな共同管理のあり方(コモンズ)について広く意見交換して、研究成果の政策的な展開を議論するために開催するもの。
主催者では、先着順で参加者を100名募集。参加希望者は、電子メールの件名に『7/9新たなコモンズ論シンポジウム』と記入し、本文に氏名、所属機関、Eメールアドレス、電話番号を明記して、7月6日(火)までに eventregistration@ias.unu.edu 宛に申し込むことが必要。
なお、シンポジウムの模様は、国連大学のホームページ(http://videoportal.unu.edu/event/113)において、日本語で中継するほか、開催後は、(http://videoportal.unu.edu/)のページにおいて録画を配信する予定。

※1環境問題が人類の生存基盤に深刻かつ重大な影響を及ぼすことに鑑み、様々な分野における研究者の総力を結集して学際的、国際的な観点から総合的に調査研究及び技術開発を推進し、もって持続可能な社会構築のための環境保全に資することを目的とした政策貢献指向型の競争的研究資金。

※2里山・里地・里海がもたらす生態系サービスを定量的・定性的に評価するとともに、国土の将来シナリオを作成して、自然共生社会の再構築に向けた政策の選択肢を提示することを目指している研究。

【環境省】

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