一般財団法人環境イノベーション情報機構
平成22年度「美しいまちなみ賞」受賞地区が決定
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2010.05.24 【情報源】国土交通省/2010.05.21 発表
国土交通省は、平成22年度の都市景観大賞(主催:「都市景観の日」実行委員会」)の受賞地区が決定したと発表。今回は、「美しいまちなみ大賞」として山形県金山町金山地区と岡山県倉敷市倉敷美観地区の2地区をまた、「美しいまちなみ優秀賞」として、北海道函館市都市景観形成地区、福島県会津若松市七日町通り地区、神奈川県横浜市中区山手町地区及び長野県南木曽町妻籠地区の4地区、そして「美しいまちなみ特別賞」として東京都葛飾区葛飾柴又帝釈天参道周辺地区、石川県金沢市武蔵ヶ辻第四地区の2地区を選定している。
都市景観大賞は、NPO等のまちづくり組織と地方公共団体とが協働して美しいまちなみの形成を行っている優れた地区を対象に表彰し、その取り組みを広く紹介するとともに当該地区のさらなる取り組みの契機となり、また全国にわたって良好な景観をもったよりよい都市空間の形成が進んでいくことを目的として、平成13年に開始したもの。
国土交通省では、平成17年の景観法の全面施行を受け、同法の制度活用による良好な景観形成の動きを国民運動として全国展開していくための普及啓発活動等を推進していくこととしている。
なお、景観法の基本理念では、良好な景観が現在及び将来における国民共通の資産であること、その形成は、地域の自然、歴史、文化等の人々との生活等との調和を踏まえつつ、地域の個性及び特色の伸長に資するものとして多様な形成が図られるよう、住民、事業者及び地方公共団体の協働により進められなければならないことを示している。【国土交通省】