一般財団法人環境イノベーション情報機構
仙台市 オオタカ人工巣で子育て
【自然環境 野生動植物】 【掲載日】2010.01.13 【情報源】地方自治体/2009.09.04 発表
地下鉄東西線の建設工事に伴い、青葉区の青葉山周辺に生息するオオタカを保護しようと設置した人工巣で、成鳥のつがいが営巣し、幼鳥2羽が無事巣立った。市が設置した人工巣で営巣が確認されたのは初めて。青葉山周辺には、環境省が準絶滅危ぐ種に指定しているオオタカが数羽、生息していたが、地下鉄の工事音などの影響が懸念されたため、市が2006年から工事の影響が比較的少ないエリアに人工巣を複数設ける一方、工事現場近辺の古い巣をロープで閉鎖するなどの方法で、繁殖場所の移転を誘導してきた。TEL:022-712-8376 【仙台市】