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環境ニュース[国内]

経産省 平成20年度 ストック住宅に関するCSアンケート調査結果を公表

環境一般 まちづくり】 【掲載日】2009.05.29 【情報源】経済産業省/2009.05.28 発表

 経済産業省は、平成20年10月〜12月に実施した平成20年度 ストック住宅に関するCSアンケート調査の結果について取りまとめ公表した。
 当該調査は、住宅の長期使用やストック型社会への移行が求められていることを背景に、ストック住宅の有効活用に資する基礎資料を得ることを目的に実施したもの。
 平成20年12月時点で引き渡し後15年程度経過した住宅メーカーの一戸建住宅(注文住宅)の現在の居住者を対象として実施、1,802件の有効回答の結果を取りまとめた。
 調査結果の概要は、アフターサービスも含めた住宅の総合的な満足度の評価点(注)は62.5点であった。
 同省では、本調査結果を踏まえて、ストック住宅を有効活用するための重要事項等について、以下のとおり分析を行っている。
[1]リフォーム市場が拡大する上で費用や費用情報の不足・不透明性が大きな課題。
[2]修理方法や部品の入手方法に関する情報提供が不十分。
[3]居住者のメンテナンスに対する意識を高めるためにはメンテナンス情報の提供が、そしてメンテナンスをより行いやすくするためには交換部品の長期保有、部品の共通化、メンテナンスしやすい部品・部材の開発が重要である。
[4]住宅の長期使用に関し、住宅メーカーに望むことは、「アフターサービスの充実」「点検・検査の長期化・充実」が多く、建築した住宅メーカーがストック需要を獲得するためには、居住者の満足度が高いことが前提条件であり、定期的な点検や連絡・訪問、不具合時の迅速な対応、メンテナンス等に対するアドバイスなどに積極的に取り組んでいくことが重要である。【経済産業省】

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