平成１２年度の全国の地盤沈下の状況を公表

　環境省は、平成１２年度に国と地方公共団体が実施した水準測量の結果をもとに、全国の地盤沈下地域の概況をとりまとめた。
　とりまとめによれば、平成１２年度に年間２センチメートル以上沈下した地域は７地域あり、平成１１年度の９地域より減少した。またこの数字は、環境省が集計を開始した昭和５３年以降のデータの中でも、最も少ない数字となっている。
　また、年間４センチメートル以上沈下した地域は、平成９年度以降報告されていないが、平成１２年度についても該当する地域はなかった。
　なお、沈下面積が１平方キロメートル以上の地域の面積を合計すると、６平方キロメートルで、平成１１年度同様、集計開始以降最少の面積であった。【環境省】