一般財団法人環境イノベーション情報機構
群馬県富岡市など9市町がバイオマスタウン構想を新たに策定
【環境一般 まちづくり】 【掲載日】2009.02.27 【情報源】農林水産省/2009.02.27 発表
農林水産省は「バイオマスタウン構想」に新規に応募のあった構想書のうち、9市町の取り組み内容を平成21年2月27日付けで公表した。応募のあった構想書は関係府省からなる「バイオマス・ニッポン総合戦略推進会議事務局」(事務局農林水産省)で検討し、「バイオマスタウン」の基準に合致している場合に内容を公表することになっている。
今回の公表は32回目にあたり、新規構想書が公表されたのは、群馬県富岡市、埼玉県秩父市、千葉県市原市、新潟県十日町市、富山県射水市、静岡県浜松市、熊本県多良木町、大分県佐伯市、宮崎県えびの市。
このうち、群馬県富岡市の構想は、廃棄物系バイオマスである、家畜排せつ物、事業系・家庭系生ごみの堆肥化を図り、有機肥料として活用することによる土づくりを促進し、農業における自然循環機能の維持増進と農業の活性化を目指すと共に、廃食油や未利用バイオマスを始め資源作物の活用によるバイオ燃料化事業を推進し、富岡市の地域特性を活かした循環型社会の構築を目指すというもの。
なお、今回の公表により、全国のバイオマスタウン構想公表市町村は172件となった。【農林水産省】