平成20年オゾン層保護対策月間の経済産業省の取組

【地球環境 オゾン層】 【掲載日】2008.09.02 【情報源】経済産業省／2008.09.01 発表

　経済産業省は平成20年のオゾン層保護対策推進月間の取組み内容を9月1日に発表した。　オゾン層保護対策としては、オゾン層破壊物質（CFC、HCFC等）の生産規制や代替物質への転換等を基本として実施され、業務用の冷凍空調機器についてはフロン回収・破壊法、自動車については自動車リサイクル法、家庭用の冷蔵庫やエアコン等については家電リサイクル法によって、それぞれ機器等廃棄時の冷媒フロン類の回収等が行われている。最近では、オゾン層破壊物質の代替物質である代替フロン等3ガス（HFC、PFC、SF6）が、京都議定書の対象ガスであることから、その排出抑制も大きな課題となっている。
　平成20年のオゾン層保護対策推進月間には、9月9日に東京・霞が関の東海大学交友館で第11回オゾン層保護・地球温暖化防止大賞の贈賞式が開催されるほか、オゾン層保護や冷媒フロン類回収についての普及啓発を目的としたポスター掲示、パンフレット配布などを実施する。
　また9月9日〜9月24日に、経済産業省本館１階ロビーで、オゾン層保護や代替フロン3ガスの排出抑制を説明したパネルを展示する予定。【経済産業省】