一般財団法人環境イノベーション情報機構
世界の水問題にかかる普及啓発WEBサイト「バーチャルウォーター」公開
【水・土壌環境 その他(水・土壌環境)】 【掲載日】2008.06.03 【情報源】環境省/2008.05.30 発表
環境省は、海外の水質汚濁問題が日本の生活に密着していることなどを広く普及啓発するため、「バーチャルウォーター」(注1)を活用したWebコンテンツを作成し、同省のホームページかたら公開した。本ホームページは、日本と世界の水の関わりや水環境問題を解説した「WEB漫画」やレストランのメニューにある食べ物を作るのにペットボトル何本分の水が使われているかがわかる「MOEカフェ」、また学習用教材等として活用していただくことを想定し日常の食事がどのくらいの水を使って作られているか計算できる「仮想水計算機」の3つのコンテンツからなっている。
本ホームページによると2005年において、海外から日本に輸入されたバーチャルウォーター量は、約800億m3(注2)と推定されている。
【環境省】
(注1)食料を輸入している国(消費国)において、もしその輸入食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したもので、ロンドン大学東洋アフリカ学科名誉教授のアンソニー・アラン氏がはじめて提唱した概念
(注2)東京大学生産技術研究所 沖教授の指導のもと、環境省とNPO法人日本水フォーラムが算出したも