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環境ニュース[国内]

湖沼水質浄化技術の19年度技術実証評価報告書を環境省が承認 5技術分

環境一般 調査/研究】 【掲載日】2008.05.23 【情報源】環境省/2008.05.22 発表

 平成19年度の「環境技術実証モデル事業」のうち湖沼水質浄化技術の実証試験結果報告書が実証機関である石川県及び大阪府により作成され、20年5月22日までに環境省がこれを承認した。
 環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う事業。
 湖沼水質浄化技術の評価対象としては、閉鎖性水域の水中、底泥に蓄積した汚濁を直接浄化したり、植物プランクトンの異常増殖を抑制するための技術で、現場で直接適用可能なものを想定。ただし、しゅんせつなどの大規模な土木工事を要する技術は除外するとしていた。
 今回報告書が掲載されたのは、石川県が実証試験を担当した以下の4技術と
○多機能ガラス発泡体NEXTONE−αによる水質浄化システム/環境技術開発者:株式会社石川再資源化研究所
○多機能セラミックス浄化システム/環境技術開発者:スプリング・フィールド有限会社
○噴流式水質浄化システム/環境技術開発者:株式会社サリック
○浄化藻床樋による自然浄化工法/環境技術開発者:有限会社パイプ美人
大阪府が実証試験を担当した
アオコ制御方法・アオコ制御のための施工装置/環境技術開発者:有限会社アクアラボ
 報告書はそれぞれについて、技術の仕様、汚濁物質の低減効果、機器の稼働による環境影響、電力使用量、維持管理性能、機器の信頼性、維持管理マニュアルの評価などの項目を掲載している。【環境省】

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