一般財団法人環境イノベーション情報機構
ヨハネスブルグサミットのアジア太平洋地域準備会合、プノンペンで開催
【地球環境 国際環境協力】 【掲載日】2001.12.06 【情報源】環境省/2001.12.05 発表
2001年11月27日から29日にかけて、カンボジアのプノンペンで、持続可能な開発に関する世界サミット(WSSD/ヨハネスブルグサミット)のアジア太平洋地域ラウンドテーブルとアジア太平洋地域ハイレベル準備会合が開催され、アジア太平洋の国・国際機関・NGOから約400名が参加した。今回の会合では、アジア太平洋地域での持続可能な開発に関する重点事項と取組方針を取りまとめた文書(地域綱領)が採択された。
この地域綱領には、省エネ・循環型社会の実現、衛星モニタリング等の科学的基盤整備、持続可能な農業、違法伐採対策を含む持続可能な森林経営への取組み、大都市問題への取組み、京都議定書発効に向けての各国の参加などの事項が盛り込まれている。
なお、今回の会合の成果は来年1月から開始される世界規模の準備会合に、アジア太平洋地域からのインプットとして提出される予定。【環境省】