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環境ニュース[国内]

環境大臣、水島港内公有水面埋立て事業で万全の水質保全など求める

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2008.03.27 【情報源】環境省/2008.03.25 発表

 環境省は公有水面埋立法に基づく水島港内公有水面埋立て事業についての環境大臣意見をまとめ、平成20年3月25日付けで国土交通大臣に送付した。
 この事業は、岡山県水島港内の約46ヘクタールにわたる海面を浚渫土砂により埋立て、跡地を製造業用地及び緑地として整備するもの。
 埋立て等について環境保全上特別な配慮が必要な瀬戸内海海域で実施される計画であり、本埋立計画の実施に際しては、「瀬戸内海環境保全臨時措置法第13条第1項の埋立てについての規定の運用に関する基本方針」に十分配慮するとともに、環境保全に万全を期するため、(1)海域の水質保全のため、下水道の整備及び高度処理の導入を確実に実施するとともに、工場等の供用後も含め、水質について事後調査を実施すること、(2)本埋立計画の前面に予定されている干潟造成について、実施にあたっては、専門家の意見を聴取し、機能、構造等について十分な検討を行うこと、(3)住工混在の原因となっている工場の移転が確実に進むとともに移転後の跡地の利用が環境保全に資するように対策を講じることにより、生活環境改善を図ること。−−などの措置を要請した。
 なお、国土交通大臣はこの環境大臣意見を考慮した上で、事業の免許権者である岡山県知事に事業認可を行うことになる。【環境省】

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