１２月は大気汚染防止推進月間　平成１３年は「自動車による大気汚染防止」に焦点

　環境省と公害健康被害補償予防協会では、大気の状態が一年で最も悪くなる１２月を大気汚染防止推進月間とし、大気汚染防止を呼びかける普及啓発活動を行っている。
　平成１３年は、窒素酸化物に加え、新たに粒子状物質の総量削減措置を盛り込んだ「自動車ＮＯｘ法」の改正や、小泉総理の指示により政府の公用車をすべて低公害車に買い替えることが決定されるなど、自動車排ガスによる大気汚染対策が大きく進展したことを踏まえ、自動車が原因となっている都市部での大気汚染に焦点をあて、新聞・ラジオ・ポスターなどを通じて理解と取組みを呼びかける。
　また、１２月１日にはオープニングイベントとして、愛知県名古屋市で「これからの都市環境と自動車」をテーマに「大気環境フォーラム２００１」を開催する。【環境省】