一般財団法人環境イノベーション情報機構
大阪府 19年度環境技術実証モデル事業「小規模事業場向け有機性排水処理技術分野」の対象技術として2件を採択
【環境一般 調査/研究】 【掲載日】2007.10.18 【情報源】環境省/2007.10.18 発表
環境省が進める「小規模事業場向け有機性排水処理技術分野」で、小規模事業場向け有機性排水処理技術の平成19年度実証評価機関を務める大阪府は、実証試験の対象となる小規模事業場向け有機性排水処理技術を、この程決定した。環境技術実証モデル事業はエンドユーザーが安心して技術採用を行えるよう、メーカー側ではなく第3者が試行的に環境技術の効果について実証評価を行う環境省の事業。
小規模事業場向け有機性排水処理技術分野の実証試験の対象となる技術は、日排水量50立方メートル未満の小規模事業場である厨房・食堂、食品工場などからの有機性排水を適正処理する技術のうち、後付け可能、低コスト・コンパクト、メンテナンスが容易、商業的に利用可能−−などの要件を満たすもの
今回採択された技術はあわせて2件で、:株式会社マサキ設備の固形有機物分解システム『ジャリッコ排水処理システム』及び日本ポリグル株式会社の凝集沈澱・ろ過分離法『ウォータークリーン』だった。
これら2技術については、実証対象技術ごとの実証試験計画が策定された後、順次実証試験が開始される予定だ。【環境省】