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環境ニュース[国内]

シンポジウム「イネのバイオエタノール化による持続的社会の構築」開催へ

エネルギー バイオマス】 【掲載日】2007.05.24 【情報源】農林水産省/2007.05.23 発表

 東京大学大学院農学生命科学研究科内の産学官民連携機構「アグリコクーン」の農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループは、農林水産省との共催により、東京大学創立130周年記念事業「イネイネ・日本」プロジェクトの立ち上げを記念するシンポジウム「イネのバイオエタノール化による持続的社会の構築」を、2007年5月30日に、同大学農学部弥生講堂一条ホールで開催することにした。時間は10時30分から17時30分まで。
 このシンポジウムは、アグリコクーンの農学におけるバイオマス利用研究フォーラムグループが、ホールクロップ(注1)・イネのバイオエタノール化技術の開発と生産されたバイオエタノールを利用する社会システムを構築を目的とした「イネイネ・日本」プロジェクトを立ち上げることとなったことを踏まえて、バイオエタノールを利用して持続的社会を構築するための課題と対策について議論することを目的としたもの。
 プログラムとしては、迫田章義・東京大学生産技術研究所教授による基調講演「水田稲作を基盤とするアジア型バイオマスタウン構想」、末松広行・農林水産省大臣官房環境政策課長による基調講演「バイオマス・ニッポン総合戦略とエネルギー政策」、横山伸也・東京大学大学院農学生命科学研究科教授による基調講演「バイオエタノールの導入に向けて」、高橋治雄・(株)豊田中央研究所材料分野バイオ研究室長による講演「民間企業からみたバイオマス利用・バイオエタノールへの期待と課題」、菅原浩・奥州市総合政策部企画調整課長兼地域エネルギー推進室長による講演「農村におけるエネルギー自給の試み」、森田茂紀・東京大学大学院農学生命科学研究科教授による「イネイネ・日本」プロジェクトの趣旨説明と講演「『イネイネ・日本』プロジェクトの目指す持続的社会」、総合討論などが予定されている。
 参加希望者は、氏名、所属、連絡先電話番号、電子メールアドレスを記入の上、電子メールかFAXにより、07年5月29日にまでに、「イネイネ・日本」プロジェクト事務局(担当:加藤、清水、FAX番号:03−5338−3288、電子メールアドレス:ineine-nippon@recon-techno.com)に申し込むことが必要。申込みは定員に達し次第、締め切る。【農林水産省】

(注1)トウモロコシやイネなどの子実が完熟する前に、子実と茎や葉を一緒に収穫したもの。

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