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環境ニュース[国内]

坂出発電所1号機設備更新計画の環境アセス準備書に対し、環境大臣意見を送付

環境一般 環境アセスメント】 【掲載日】2007.03.26 【情報源】環境省/2007.03.23 発表

 環境省は、四国電力(株)が計画している坂出発電所1号機(香川県坂出市)の設備更新(リプレース)計画に関する環境影響評価準備書に対する環境大臣意見をまとめ、平成19年3月23日付けで経済産業大臣に提出した。
 坂出発電所1号機の設備更新計画は、重油・コークス炉ガスを燃料としている既設発電設備を、より発電効率が高いコンバインドサイクル発電方式による天然ガス火力発電設備に更新するもの。
 今回の環境大臣意見は、京都議定書の目標達成に向け、電力分野の温暖化対策が重要になっていること、発電所が閉鎖性海域の瀬戸内海に面して立地し、周辺海域の一部で化学的酸素要求量(COD)、窒素、りんの環境基準が達成されていないことを踏まえ、(1)坂出発電所1号機の稼働率をできる限り高く維持し、四国電力が販売する電力全体の二酸化炭素排出原単位をより低減すること、(2)発電関連設備・排水処理設備の運転管理徹底により、発電所からの排出される水質汚濁物質による環境負荷をできる限り低減すること−−を求めている。
 なお事業者である四国電力に対しては、経済産業大臣から環境大臣意見も踏まえた意見が述べられることになる。【環境省】

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